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ちび氷河とちび瞬、ある夏の日。
あんまりに暑いので、城戸邸の噴水でじゃぶじゃぶ水浴び。

「冷たぁい! 気持ちいいね〜!」
と、大喜びのちび瞬に、

「そーかそーか」とよりサービスしてしまうちび氷河。
(ちなみに日本語は判っておりません)

わぁわぁきゃあきゃあ喜ぶ瞬氏の声に、「?」と
屋敷の窓から顔を出した辰巳が、
一面ぐちゃぐちゃびっちょびちょの庭を見て大激怒。

「くっ、くおらああああああ〜〜!!!

 貴様ら、何をやっとるんだ〜〜〜〜!!!!」

「!!!!! 」

頭の先からつま先までずぶ濡れのまま、
子ウサギのようにぴやーーーっ!!!と逃げ出すちび二人。

そして後には片方脱げたサンダル、いつまでも出続ける噴水、
ふたりが逃げた方向にてんてんと続く足跡と
燦々と降り注ぐ夏の太陽が残されるのみでありましたとさ。

 

 

 

........絶対、夕食時に捕まって怒られるんだよ(笑)。