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ペンタブ落書き。      (2015.01.08 追記。妄想長いですよ!!!(笑))

■まんがやイラストを描きあげる時間がとれないので、落書きで…と描き始めたら結構楽しくなって妙に時間がかかりました…。

(以下、説明が長いですよ! & 妄想と私見入りまくりなので要注意(笑))

当店の、氷河瞬を中心とした星矢世界を人物相関図として描いてみたものです。
氷河氏と瞬氏を中心に描いているので、上図では一部矢印を省略しています。それらは以下の通り。

  星矢 →(年上の仲間。おっさんくせー。信頼)→ 一輝
  一輝 →(犬っころ。信頼)→ 星矢

  紫龍 →(仕方がない奴だ)→ 氷河
  氷河 →(時々うるさい)→ 紫龍

  紫龍 →(仲間。信頼)→ 瞬
  瞬 →(信頼)→ 紫龍

基本、5人の中には「仲間、信頼」があると思います。微妙にニュアンスは違いますが。

■ここに注目

氷河 ←→ 瞬 の、思いの違い。氷河からは「愛してる」けど、瞬からは「好き」なのね。氷河からするとみんなのことは「嫌いじゃない」なかで、瞬を「愛してる」けど、瞬はみんなのことを「愛してる」なかで、氷河のことは「好き!」という。…このニュアンスの違い(というよりも、言葉の認識の違い)が伝わるかなー。

氷河 → マーマの思いは、うちの氷河は瞬にはあまり伝えないだろうなーと思う。自分の中だけで思っていそう。その姿を垣間見た瞬に、「……氷河のお母さんって、どんな人だったの?」と聞かれても、「……優しい人だった」「…そう…」「……」と、そこで会話が途切れそう。
だから余計に瞬は「どんな人だったんだろう」「お母さんってどんな感じなんだろう」と、ナターシャと氷河の関係への興味や一種の嫉妬、ナターシャの母性への憧れがないまぜになった複雑な気持ちを胸の中に抱くだろうな…と。
で、氷河はそんな瞬の姿を見ても、たぶんその気持ちが理解できないと思う。幼い頃に母親と暮らしてきて、絶対的に愛してくれる人がいる経験をしてきた氷河に、そもそも母性を知らない瞬が憧れる気持ち…は想像できないんじゃないかな。

瞬が母性に憧れる…というのは以前から思っていたこと。

恋愛ではなく、母親への憧れ。

これを考えるときにいつも浮かぶのは、瞬が女性キャラ(特に誰ということはない)の胸に抱きしめられている姿。どちらも変な気持ちはなくて、母の抱擁に包まれる子供…という雰囲気で。暖かくて、柔らかくて、いい匂いがして、鼓動を聞きながら頭をそっと撫でられるととても安心できて。

…と、瞬が初めて感じる「母のぬくもり」に体と心を委ねて丸くなっている姿を氷河が発見しちゃってね(笑)。

「しっ…! 瞬っ!! お、お前何やってんだ!!」

って。

氷河は瞬の切ない気持ちがわかってないから、「何考えているんだ!」「俺以外に抱きしめられるなんて女でもダメだ!」とか勢いで責めてしまって瞬に嫌われるんだ。「氷河のバカっ! 僕のこと何もわかってないくせに!」とか。

氷河が、母性に憧れる瞬の気持ちがわからないのと同様に、瞬も、自分を独り占めしたい氷河の気持ちがわからないと思う。

だからこの言い合いはどこまでいっても平行線。

「氷河のバカっ!」

「なんだとっ?!」

 

お互いがお互いの怒りの原因を理解できない。だからこの喧嘩を収束させるのは、理解じゃなくて妥協だと思う。
瞬が何故そんな行動をとるのか、氷河がどうしてそんなに怒るのか、お互いにわからない。

わからないけど、腹がたつけど、でも、仕方がない…、少しだけ、我慢する。

…って。でも、やっぱり不愉快で頭にくるからときどき喧嘩になる(笑)。

そーゆーのがいいんじゃないんでしょうか。

■氷河と瞬と、あとひとり。

この関係図から、氷河と瞬のほかにもうひとりをピックアップするだけで、いろんなもーそー話が出てきます。

暗黒ことブラックスワンは大好きだからまた描きたいなー。城戸邸に戻ってきたばかり、成長した氷河に会ったばかりの瞬が、氷河と見間違えるシーン、大好きなんですよー。黒髪なんだから気付け!っていうのは不問です(笑)。