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走れ

光の早さで過ぎ去ろうとするものを
見失わないように走れ

猜疑を糧に浸食する絶望の淵を
希望の蹄で切り開け

向かい風に矢を放て

信じるものを
信じる価値があると
 知っているのなら!

*

珍しく動きのあるTOP。

流鏑馬が見たくて描きました、確か。
生で流鏑馬を見たのは三島大社(だったかな)のお祭り。
格好良かった〜!
あの蹄の音がもうたまらないです。
だかだっ、だかだっ、っていう音。

この絵はそんな「描きたい〜!」という気持ちが先走ってしまい、
出来上がってみたら「......ちょっと違う...」と思ってしまった二人。
いつもそんな(笑)。
氷河氏の表情は気に入っているのですが、
瞬氏の表情が見えないのがな〜。

星矢映画DVD-BOXのおまけ本で山内監督が、
弓を射るとき、顔が見えなくなってしまうので
深紅ではぐるりと回してみた
という事をおっしゃってましたが、うん、よくわかる...。

この絵、氷河氏ではなく瞬氏が弓を射ている、というのが
que2的氷河×瞬観の表れ(かも)。

この二人が一緒に何かひとつの苦難(危機的状況)を打破しようするとき、
その道を指し示すのが瞬氏、
そこへ向かい全力を尽くすのが氷河氏。

舵とエンジン、みたいな。

バラバラじゃ役に立たないし、
むしろ危険。

ふたつ一緒でないとね。

....でも、ホントは一番大事なのって
ブレーキなんですけれど。

この絵はクライスラー&カンパニーの
「草原情歌」をエンドレスで聴きながら描いたものです。
同題の中国民謡を疾走感あふれるロック調にアレンジしたもの。大好き♪
「草原情歌」は、胡弓奏者の楊興新(ヤン・シンシン)氏のも好き。
↑の「競馬」も好きだな〜。