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 すすきの海に漂えば。

太陽の波長を、満月は振り払い
君の瞳も
 それを跳ね返す。

*

「 心を込めた 大きな日溜まりでも〜
 この世の海は 飲み込んでしまうけど〜 」
と、Sing Like Talking の「 Hold on 」が聞こえてきます、この絵。
今まで描いたTOP絵で、お気に入りBest3に入るかな(照れる)。

この時つけた詩も、非常に気に入っています。
この4行で、

 太陽の光 → 月(の表面で反射) →
    → 地球にいる瞬氏の瞳(で、更に反射) → 氷河氏の瞳に届く

...といった光の軌跡を  
詩的に表現してみたつもりなのですが...。
(ご存じだとは思いますが、「光」というのは「電磁波」の一種)

鋭い入射角と反射角、光の直進性なんかを、
3D空間で想像していただけると嬉しいです。
(理科の授業みたい)

個人的には、光源や電磁波云々よりも
その可視光域(およそ380nm〜780nm)で感知される“色”、
特に、文化の違いによる色の象徴の差異と、
色彩語の進化(こちらも文化によって違う)に
興味があるこのごろです。