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2008年のシェフの覚え書きピックアップ |
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20081207
これはまた違うアナログボツ原稿。
12月24日、星の子学園のクリスマス会に呼ばれて行った氷河氏と瞬氏。
氷河に好意を持っていて、それとなく話しかけてくる絵梨衣ちゃん。
その絵梨衣ちゃんにつれない態度で接する氷河氏を、帰り道に瞬氏が諫める。
が、当の氷河氏、瞬氏が何故それを注意するのか判らない。
「あ、あんな態度とったら、絵梨衣さんが可哀想じゃない!」
ところが氷河氏にはまったく伝わらない。
かちんと来た瞬氏は帰宅後、自室に閉じこもってしまう。
......どうして僕、怒ったんだろう......
と、考えても考えても答えは出ない。
実は絵梨衣ちゃんに同情しているのではなく、想いを遂げることの出来ないその姿に「氷河に拒絶されてしまった自分」を見てしまっているのでは? だから「拒絶する氷河」を責めたのでは? だとしたら、自分は絵梨衣ちゃんのこと思って怒ったのではなく、自分の為に怒ったのだ...。
ぐるぐるとネガティブに回り続ける思考に一区切り付けるため、ため息を一つついた瞬間に「それ」が空間から現れた。
「素敵ね、アンドロメダ」
「....?!!!」
それは以前倒したはずの不和と争いの女神・エリスの姿だった...。
...というお話。
エリスは瞬に「絵梨衣を殺せ」と言う。
「そんなことが出来るわけない!」に逆らおうとした瞬の前で、エリスはその姿を氷河に変えて再度瞬に強要する。「出来るだろう? 瞬」と。
そして重ねて言う。
「さもないと“俺”を盗られるぞ」
............この話を描ききれなかった敗因は、なーんか絵梨衣ちゃんが可哀想だなぁ...と思ってしまったから...かな。いや、絵梨衣ちゃんの出番は殆どないんですけどね(笑)。
オチも一応ちゃんと考えて描き始めたのですが、結局完成させられませんでした...。
ので、以下、バラバラにUPしておきます。
20081212
これは上図の前のページ。
20081229
これは更に前のページ。
これは冒頭の2ページ。星の子学園へ向かうところ。
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